
こんにちは、kinkoです。
仮想通貨の代表といえばビットコインですが、先月は1ビットコインが230万円に迫るなど驚異の投機商品となりました。
また、ビットコインが分裂して、8月にBCH(ビットコインキャッシュ)、10月にBTG(ビットコインゴールド)が生まれ、BCHは9倍、BTGは2.5倍まで値上がりしています。
さて、この2つの子供達の未来は、親のビットコインのようになるのか?と気になります。日経にこの2つの仮想通貨の生みの親の見解が載っていましたので、ご紹介します。
BCHの生みの親ハイポ・ヤン氏
中国のマイニング(採掘)大手、ViaBTCのハイポ・ヤンCEOは、すでに高騰してしまったビットコインでは本来の目的である高速送金が不可能になってしまい、もはやビットコインの進化は終わった、と言っています。
『ブロックチェーン』を形成する1ブロックあたりの処理容量は、ビットコインが1メガバイトのところ、BCHは8メガバイトに広げ、より低コストな高速取引を実現する進歩を遂げた通貨だと主張しています。
まぁね、生みの親ですからポジティブな事しか言いませんよねぇ。でも、BCHはまだ実際の決済で使うことが出来ませんから注意が必要です。( ̄∇ ̄)
BTGの生みの親ジャック・リャオ氏
中国の採掘大手、ライニングエーシックのジャック・リャオCEOによると、ビットコインは取引容量を巡る採掘者の対立で損失を被った取引所や投資家が出たりしている。また、取引の遅延により投資機会も失われている、と言っています。
BCHではさらなる分裂が起きる可能性があると考え、新たな道を選びBTGを誕生させました。ビットコインとの違いは採掘に必要な暗号解読の難易度を1ブロックごと調整できる仕組みにしており、価格の変動を抑えられるようにしたそうです。
それでも僅か2ヶ月で2.5倍も価格は上昇していますけどね。( ̄∇ ̄)
そして、気になる話が!!
「ビットコインの分裂の良し悪しは市場が決めること。良いコインは生き残るし、悪いコインは消えていく…」とありました。
な、なんですと!?Σ(゚д゚lll)
悪いコインは消えていくって、価値がなくなるってことですかね?
それがどの仮想通貨かkinkoには分かりかねますわ。( ̄∇ ̄)
マイニングは中国の独壇場!
電気代が安い中国では、世界のマイニングの6割を占めています。荒野の廃屋にパソコンなどの採掘機器が何千台と並ぶ場所があるそうです。
中国政府は国外への資金流出を嫌います。仮想通貨はいったん買えば国外でも換金が可能で、価格上昇に伴いより一層規制が厳しくなりました。
しかし、マイニングは採掘したコインを売れば中国国内にお金が戻ってくるので禁止対象にならないとみています。それでもコストが上昇しつつある現在、新たな採掘場所(米国やアイスランドなど)を求めているそうです。
儲けることに関する中国人の嗅覚に脱帽します!
ビットコインを分裂させたのも中国人ですし、そのマイニングを占めるのも中国…もはや仮想通貨大国と言っても過言ではないかしらね。そして、今後も新しい仮想通貨が中国人によって次々と登場して来そうです。
仮想通貨のリスクを理解しよう!
すでに高くなってしまったビットコインを買っているのは日本人が大半です。外国人投資家が去った後にババを引かされてきた歴史を幾度となく見て来たkinkoは警鐘を鳴らしたい気持ちです。
一攫千金を夢見て仮想通貨に投機する気持ちはわかりますが、日本の税制上うまみは少ないです。仮想通貨の税区分は雑所得扱いであり累進課税です。
このサイトによれば2007年当時のFXの過熱時と似ているそうです。1億円儲かったとしても約半分の税金がかかってきます。翌年の税金が払えずに破産した方もいるそうです。
さらに仮想通貨の利益と他の金融商品との損益通算はできないというのも頭に入れておきたいものです。
仮想通貨のリスクをしっかり把握してから、投資する方が良さそうです。
【関連記事】
ま と め
- ビットコインキャッシュは4カ月で9倍
- ビットコインゴールドは2ヶ月で2.5倍
- マイニングは中国が6割
- 仮想通貨は今後も分裂と新規が登場するだろう
- 仮想通貨の税金は雑所得扱い
お読み頂き、ありがとうございました!
よろしければ、ポチっとお願いします。m(_ _)m