一万円札の『福沢諭吉』が9月末をもって発行停止ですって!
11月4日に日銀が発表、千円札や五千円札も同じく発行停止で新札を増刷していくようです。すでに2021年9月から渋沢栄一のお札を刷り始めていて、着々と準備は進められていますね。
2019年に『2024年に新札切り替え』の発表があった時は、「タンス預金の炙り出しだー!」と大騒ぎになってましたが、喉元過ぎれば熱さ忘れるんです。
一応、政府サイドは紙幣の偽造防止のため新しいテクノロジーを追加ってことになっています。

世界初で使われる新しい偽造技術が3Dホログラムというやつらしいです。
3Dホログラムとは、物体が目の前にあるかのように「立体的な映像を映し出す」技術のことらしい。
写真で見る限り分かりませんね💦
日銀本店向かいの貨幣博物館
諭吉を偲んで(ウソ)、貨幣博物館で貨幣の歴史を学びます。

東京駅から徒歩10分で日銀本店を目指して行くと、その向かい側に貨幣博物館がひっそりと建っています。
1982年に日本銀行創立100年を記念して建てられたそうです。

こんなに立派な建物で無料でいいのかな?と思いつつ気軽に入っていくと、セキュリティチェックがありましたよ。空港でよく見かける荷物をチェックするやつです。
急にドキドキしながら、素敵な階段を登っていくと、

大きなフロアがあります。

残念ながら中は撮影禁止でした💦
収蔵作品は20万点もあるそうです。ここに展示されていたものは、さまざまな貨幣3000点ありました。
ひとつずつ取り上げるとブログ10ページ以上になりそうなので割愛します。ちなみに2021年の大学共通試験「日本史B」で「貨幣の歴史」が出題されたそうですよ。
貨幣は信用創造?
もともと貨幣ができたのには、物々交換が大変だからという理由があったはずです。貨幣という「信用」を、つまり誰もが共通に信頼できる物として貨幣が流通していきました。
しかし、近代では金融テクノロジーが発達し、庶民が知らない所でお金が生み出されています。
真実の「信用創造」とは、銀行が貸し出しを繰り返すことによって、銀行全体として最初に受け入れた預金額の何倍もの預金通貨を作り出すことです。
長期で住宅ローンを組ませたり、キャッシングでローンをさせようとするわけだね。借りる側はいつまでも働いて返さなくちゃならない奴隷みたいなもの。
今ではデジタルで数字を入力しさえすればお金が生まれてくる時代。益々、貧富の差が拡大するでしょう。
『信用創造』というマジックがグレートリセットでどうなるのか?
おまけ:福沢諭吉と聖徳太子の紙幣

聖徳太子の紙幣は1986年あたりまで使われていました。これぞ一万円札!という重厚感がありますね。
福沢諭吉の紙幣より縦8mm、横14mm大きいのですが、見た目はもっと大きく感じました。よく母が福沢諭吉の1万円札は「ちゃちいねぇ」とボヤいていたことを思い出します。渋沢栄一の紙幣も同じサイズのようです。

福沢諭吉の紙幣は1984年から発行開始されたそうで、2024年までの40年間も使われているんですね!つい最近出たばっかりと思っていたのに…月日の流れるのは早いです。
諭吉も定年退職といったところでしょうか。
お読み頂きありがとうございました!
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