
こんにちは、kinkoです。
投資家にとって嬉しい税制改革がありました!
2020年1月1日以降の投資信託等分配金に対し、外国税額控除が調整されます。
それにより二重課税問題が解消されそうです。
ちょっとポイントを押さえておきましょう。
① 投資家は何もしなくていい!
一番嬉しいのが、手続きとか申告などの手間がないってこと。
証券会社が勝手に計算して還付してくれます。
投資家の方では何もする必要がありません。
② 分配金のない投信は✖️
日本証券業協会によると、
“二重課税調整措置の対象となるのは、外国資産(株式・不動産等)に投資を行い、そこ から生じた利益をもとに投資家に分配金を支払っている投資信託等です。”
と記載してありました。
なので、人気の楽天VTIとかeMAXIS Slimシリーズなどの分配金がでないタイプの投資信託は適用外となります。
③ 還付は所得税のみ!
外国税額控除の対象は所得税分のみで住民税は適用外。
住民税分は二重課税のままで還付されないそう…
なんか変ですねぇ、どうせなら一緒にやればいいのにさ。
計算をわざと難しくしているとしか思えませんね。
④ 8.5%ほどお得になる
結局、どのくらい分配金が増えるのでしょう?
下の日本証券業界の表を拝見してみます。

引用元:JSDA日本証券業協会
今までの税引き後分配金が76.5%
税制改革後の分配金が85%
差し引き8.5%増!
もしも年間100万円の分配金があったとしたら…85,000円も還付されちゃいます。
思ってたより大きくてビックリですね‼️
税金面で優遇されるのは…
今回の税制改正で二重課税問題が少しばかり解消されました。
個別株やETFに適用されるのも時間の問題でしょう。
日本国において、投資家は給与所得者よりも税金面で優遇されています。
投資家は何億稼いでも約20%の税金です。
一方、給与所得者の最高税率は所得税・住民税を合わせると55%!
なんか不公平だ…Σ(-᷅_-᷄๑)
なんてボヤいていても、生きていくためには国の税制に従うしかありません。
どうせなら税制優遇されている投資家になりましょ♪
※投資は自己責任でお願いします。
お読み頂きありがとうございました!
投資家のみなさんに幸あれ♪