
こんにちは、kinkoです。
先日、「実家が売れそう!」と、妹から嬉しい報せがありました!父が亡くなって10年、誰も住んでいない築40年にもなる古ぼけた家は不良債券でしかありませんでした。
固定資産税、広い庭の草取り(ほぼシルバーさん頼み)、蜂の巣駆除などお金のかかる事ばかりでした。家を壊して更地にすれば、固定資産税が6倍になるらしく、火災の恐れと天秤をかけながらもそのままにしていました。
実家のお値段
今回、実家についたお値段は1200万円!坪単価5万円です。バブル期には坪30万円くらいと言われたり、リーマンショック後には坪3万円でも売れないなど、変動は激しかったです。
隣のお宅も空き家になったし、2030年には3軒に1軒が空き家になると聞いていたので、もう売れることはないだろうと思っていました。
それが、坪5万円〜!
ありゃ、田舎にもちょっぴり不動産バブル来てるのでしょうか?
とにかく売れることになって本当に良かったです。
屋根瓦修繕に130万円!
昨今の台風被害により、屋根瓦が飛んでいたらしいです。不動産屋さんの話によると、屋根を直すか家を壊して更地にするかして欲しいとのことでした。どちらにしても100万円くらいかかりそうです。
妹は、こちらで手配すれば若干安くなるかもしれないけれど、1200万円−130万円を値引きして売却したいと交渉しています。
kinkoもずっと固定資産税を払うよりは早く処分した方がいいと思います。もともと売れないだろうと思っていましたからね、売れるだけでラッキーです。
妹には、実家を売ったお金で投資でも始めれば?と進めたいところですが、余計なお世話なので辞めておきます。(笑)
母の実家への想い
実家が売れると聞いた母は、口では良かったと言っているもののどこか寂しそうでした。約40年程前に父と一緒に考えて建てた家で、30年近く住んでいましたから想いもひとしおなのでしょう。
敷地も広かったので母は畑を作り、じゃがいも、さつまいも、玉ねぎ、トウモロコシ、枝豆、きゅうりなど野菜は自家栽培をしていました。庭には植木や花を植えて綺麗にしていました。
母が出て行ってからは、庭は草ぼうぼうで荒れ放題でした。誰も住まなくなった家の中は、ツタが生えカビ臭く朽ちていきました。人の手が入らないと酷い有様になるものです。
我が持ち家もそんなことにならないように、時々帰ってメンテナンスしています。人がいない時に通電したままにし、トイレと浴室の24時間換気をすれば、家の中の空気が循環しているようでカビ臭くなりません。電気代は勿体ないですけどねー。
と、話が逸れてしまいました。m(_ _)m
ある時、母が「この家を買った人は得だよ」と言いました。
この一言で、母の実家への想いを感じました。散々売れなくて困っていて、私たち姉妹にとっては負動産でしかなかった実家でも母にとっては『宝物』だったんだなと…そして、本当は父のことが大好きだったんだろうなとも思いました。
たまには母と楽しかった頃の話でもして、無くなる実家へ思いを馳せたいと思います。
お読み頂きありがとうございました!
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