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中央省庁の障害者雇用水増し問題に怒り心頭!

こんにちは、kinkoです。

先日、主人が日経新聞デジタルを読みながら、ワナワナと震え出しました。

主人「ちょっとコレ見て、あり得ないんだけど…」と言いながら、iPadを差し出しました。

そこには、『障害者雇用水増し3460人 国の機関の8割、雇用率半減 』の記事が…

なんと、国の行政機関が嘘をついていたんです!しかも倍の人数を水増ししていたなんて、信用も何もあったもんじゃありません。どこぞの国のGDP水増しと一緒じゃありませんか!

 

障害者雇用促進法

 

障害者雇用促進法とは、国が企業や公的機関に一定割合の障害者を雇うよう義務づけた制度で、平成30年4月からは法定雇用率は2.5%と定められています(民間は2.2%)。

この法定雇用率を下回った場合、民間企業は1人につき月額5万円のペナルティーが科せられます。1人足りない毎に年間60万円の罰金を払うという事です。

3460人×60万円≒2億円!

民間だったらこの罰金を支払わなければなりませんね!

でも、公的機関にはこの罰則がありません。だからと言って、嘘をついていいことにはなりませんけど…

また、8割以上の各省庁が水増ししていたとなると組織ぐるみを疑われても仕方ありません!自分たちが守れない制度を導入するなんておかしいです。

 

障害者と一緒に仕事をした経験

 

昔、kinkoが働いていた企業にも障害者の方がいました。たまたま、ろうあ者(耳が不自由な方)の指導係をした事があります。

初めは筆記で仕事を教えていましたが、コミュニケーションには「手話」が必要だと思い、手話サークルに入って覚えました。(今でも少しは出来ますv)

当時、障害者のマンパワーは、健常者の0.5人としてカウントしていました。しかし、仕事量は1人分来てしまうので、kinkoだけでなく周りの人にも割り振られ、みんなで協力してこなしていました。

もちろん、電話は取れませんし、裁断機などの危ない物も使わせられません。出来る仕事、出来ない仕事の見極めもしなければなりませんでした。

余分な仕事が増えるので、意地悪な先輩の中には、聞こえない事をいいことに悪口を言う人もいました(先輩に気を使う方が大変だった)。

それでも、kinkoが退職した後、何年も楽しく働いていたそうなので良かったなと思います。障害者と身近に触れ合った事で、自分がいかに恵まれているかを思い知らされました…

 

障害者の離職率

 

厚生労働省によると、身体障害者の平均勤続年数は約10年ほどです。知的障害者や精神障害者になると5〜6年くらいで転職も多く、健常者よりも50代で引退する方が多いそうです。

勤続1年未満の離職率を見ると3人に1人は辞めてしまう事が伺えます。

1000人規模の従業員として、22人の障害者をキープするには、多めに雇用しないとすぐに法定雇用率を割ってしまいます。

そのため、主人の会社では、障害者の雇用率3%を目標に採用をしていたそうです。健常者の従業員の理解を得るために、セミナーや勉強会を行なったり、大学の先生を招いて講演会を開いたりしたそうです。

今回の報道を受けて、「民間はこんなに努力しているのに!」と主人の怒りが治りません。

民間は利益を視野に入れなければなりませんが、行政は税金で雇えるのですから、率先して障害者の雇用を促進するべきです。というより、雇えるはずなのにしてこなかったのはなぜでしょうねぇ。

この事件が明るみになったことで、各省庁から求人が出されるでしょう。

障害者のみなさん、チャンスですよ!

お読み頂きありがとうございました!

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