
はぁ〜、ため息をつくkinkoです。
先月、今後30年以内に震度6弱以上の大地震に遭う確率を表す「2018年度版全国地震動予測地図」が発表されました。
今年、新たに巨大地震が想定されたのは、北海道東南部だそうです。下の日本列島の地図を見ると、太平洋沿岸はほぼ地震に見舞われる恐れがありそうで、生きた心地がしませんね!
2018年度版全国地震動予測地図

出所:日経新聞
日経新聞によると、先月起きた大阪北部地震の警戒レベルは22.7%でしたが、実際には震度6弱の地震が起こりました。そうなると真っ赤な地域だけでなくオレンジの地域も注意しておかねばなりません。
巨大地震に遭う確率が高い地域は、
首都直下型地震 | 千葉市 | 85% |
横浜市 | 82% | |
東京都 | 48% | |
南海トラフ地震 | 高知市 | 75% |
徳島市 | 70% | |
静岡市 | 70% |
となっており、なかなか高い確率なのではないでしょうか?首都直下型地震なのに東京よりも千葉の方が危険なのは不思議です。
東日本大震災や大阪北部地震では、交通のマヒから帰宅困難者が多く見られました。徒歩で5時間以上かかって帰った人もおり、余震や2次災害に巻き込まれる可能性もありました。日本人の災害に遭っても仕事場に向かう真面目さは国民性でしょうか。
頼りの綱の緊急地震速報ですが、大阪北部地震の時は、地震が起こってから流れたそうですから、地震の予測は難しいと言えます。
地震が起きたらすべきこと
1. まずは、自分の身の安全を確保しよう
昔は、地震が起きたらすぐにガスの火を止めろと言われてきましたが、最近のガスレンジは震度5強でガスが供給されないようになっています。ですから、危険がいっぱいのキッチンからはなるべく離れるようにしましょう。
落下物で頭を怪我しないように、クッションやバックなどで頭頂部を覆い、割れたガラスなどで足を切らないよう、室内でも靴を履きましょう。
2. 電気のブレーカーを落とす
揺れが収まり、自宅を出るときには忘れずに電気のブレーカーを落としましょう。大きな地震が起こるとほとんど停電しますが、復旧して送電が開始されると漏電などの火災が発生する可能性があるからです。
3. 地域の避難所へ行こう
日頃から防災訓練されている地域では、避難場所が指定されているところへ向かいましょう。外出先では、なるべく高台へ登り津波の危険から身を守ります。
4. グループLINEで安否確認をしよう
地震が起こると電話の繋がりが悪くなります。まずは、いろんなグループLINEでスタンプだけでも押して、無事を知らせましょう。電池切れで困ることのないように常日頃から携帯はしっかりと充電しておくことも大切ですね。
携帯がない場合は、固定電話や公衆電話からかけられるNTTの災害用伝言ダイヤル『171』(いない)を覚えておきましょう。音声案内に従って、30秒の伝言を入れられます。
あとは、行政の指示に従って避難生活になります。広範囲の地震となるとライフラインが使えなくなるのはもちろん、物資が届くまで3日くらい要しますから、防災グッズを揃えておきたいです。東日本大震災の時になくて困った物は、歯ブラシと生理用品だったそうですよ。
備えあれば憂いなしですね!
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