
こんにちは、kinkoです。
ちょっと驚きましたよ!
東証1部上場企業で、45歳以上を対象とした早期退職優遇制度という名のリストラが始まっているんです。
人手不足ため入管法(移民法)が改正されたんじゃないの?
あれれ?人手不足じゃなかったの?https://t.co/XLB1Oy69MF
— kinkoの幸せ配当金庫 (@haitoukinko) March 25, 2019
思わずツイートしちゃったこの記事によれば、
・昭文社、80名
・コカコーラジャパン、700名
・協和発酵キリン、記載なし
・日本ハム、200名
・NEC、上限なし
・エーザイ、100名
・カシオ計算機、200名
・アルペン、300名
・千趣会、280名
これだけの人数の希望退職者を募集していました。
ざっと合わせて2000人くらい!
しかも、全ての企業で45歳以上という年齢制限を設けていました。
40代といえば、ちょうど就職氷河期時代でリクルートされた人数も少ないはずです。
その世代にぽっかり穴が空いてしまいそうです。(泣)
リストラは新入社員の不安を煽る
昨年就職した娘や友人のお子さんの会社でも早期退職優遇制度で、先輩社員が次々と辞めていきました。
娘は一緒に研究していた先輩が退職することになり、「あとは任せたよ。」と言われ、泣きそうになったそうです。
新入社員にとって拠り所だった先輩がいなくなると、取り残されたような不安な気持ちになるのは当然です。
また、「自分たちが入社したから先輩がリストラされたんじゃないか?」という自責の念にもかられたようです。
これで士気が上がるとは思えません。
『次』を考える新入社員
明らかに人手不足なのにリストラをする会社。
仕事のしわ寄せは残された社員へ来ます。
新入社員とて例外ではありません。
残業は夜10時を超えるようになり、土日は移民の実習生の面倒までみなければならなくなりました。休みの日の世話は当然ボランティアで給料など出ません。
志高く、生涯をこの会社に捧げるつもりで入社したものの、リストラの不安、給料の低さ、時間のなさなどで心が折れ始めたみたいです。
あんなに研究開発を頑張るぞー!と張り切っていたのに…
地元の薬局から「月給40万円」のオファーに心が揺れています。
「いつでも薬剤師さん」は、ちょっと違う
薬局や病院で欲しい薬剤師さんは新卒なのだそうです。
企業で十数年働いて来た人は使い物にならない…なぜなら、その頃には薬がすっかり変わってしまっているから。
しかも研究開発して来たプライドがある人が多く、採用しずらいらしい。
だから誰でもいいわけではないという。
薬剤師を4年やれば管理薬剤師になれたりとキャリアを積む事もできるそうです。
免許さえ持っていれば、「いつでも薬剤師さんになれる」というのは、薬剤師さんに失礼になると思います。
娘には薬剤師さんを切望
主人や息子をみて来て、大企業の大変さはよくわかっています。
息子には「男だから頑張れ!」と思ったものですが、あえなく退社しました。
まぁ、今となっては良かったと思っていますが。
長年会社へ奉公しても、先日の主人への仕打ちを考えるとね、大企業って人を歯車くらいにしか考えていないんだな…とがっかりだったんですよ。
だから、娘には大企業で働いてストレスを溜めるより、小さなコミュニティで楽しく働いてもらいたいと思うんです。
娘自身もいずれは薬剤師さんになると思っているのだから、そんなリストラするような会社なんて辞めちゃえばいいのに…
薬局経営も視野
「大企業だから安心」の時代は終わりました。
今回のリストラの話、給料が上がらない、経費も使えないなど、サラリーマンは損だなぁーと感じます。
これからは、サラリーマンをしているだけではお金持ちになれそうもありません。
娘がお金持ちになりたいと思うのであれば、将来は薬局経営をするくらいの気持ちでいて欲しいと思います。
人員削減は経営者として恥
カルロス・ゴーン被告があれほどまでに毛嫌いされるのはコストカッターだったから。
何万人も人員を切りながら自分だけ私腹を肥やすなんて到底日本人には受け入れられません。
今回の45歳以上の早期退職優遇制度は、会社が儲かっている・いないにかかわらず、募集しています。
人員削減は最後の砦でしょ?
経営者としてもっと他にやることがあるでしょ?
素人のおばさんにもそう思われてしまうんですよ。
少なくとも新入社員の娘は幻滅しています。
日本企業の崩壊が始まったと感じています。
【あとがき】
取り止めのない文章になってしまいました。m(_ _)m
私的ですが、大企業への不信感が頂点に達しています。
グローバル化が進み、古き良き日本企業の資質が失われてしまいましたね。
松下幸之助も泣いていることでしょう。
お読み頂きありがとうございました!
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