一昨日発表された米雇用統計は予想を上回り、米国経済の堅調さを伺えました。その結果を受けてFRBはインフレ抑制のために年内2回の利上げを示唆しています。
米国が利上げすると日米間の金利差が広がり円安ドル高になります。案の定、一時143円を超えてきました。
しかし、本日は140円台へと円高に進んでいます。なぜなんだろうと調べるうちに、FRBが債務超過に陥っているとの情報が目に留まりました。
最大の懸念材料は、FRB(米連邦準備制度理事会)が債務超過に陥っていることが判明したこと。金融政策を背景とした日米金利差拡大観測がドルの下支えとなっている状況に変化はないが、ドルに対する信認が低下するようであれば、リスク回避のドル売りが強まる可能性がある。
なるほどね、ドルの信用が低下していてドル売り円高になっていたようです。FRBが債務超過って、ヤバいんじゃないかしら?FRBは表面上は債務超過にならない会計ルールを採用しているから大丈夫って言ってるけど…
でも、今日のニュースで「FRBは銀行監督や規制の見直しを進めていて、資産が7000億ドル以上の規模の金融機関などを対象にしている最も厳しい規制を1000億ドル以上の規模に拡大。国債などの有価証券の含み損を計上させることを義務づけ、含み損を抱えていても十分な自己資本を確保できるよう求めます。」とありました。
そうなると小さな地方銀行も対象となり、シリコンバレー銀行のように倒産なんてことも無きにしも非ずです。
さらにアメリカの経済大丈夫?と思われるニュースが…
CNNによると、米空軍は10日、9月末に今会計年度が終わるまで、転勤や賞与の支給を停止すると発表した。支出が予想を上回り、予算不足に陥っているためと説明した。
あれれ?6月に米国の債務上限問題は解決したはずなのに、1ヶ月そこらで予算が足りないなんてどういうこと?度重なる利上げで金利の支払いが予想以上に多かったのでしょうか。
軍人のボーナスが払えないってことは、国防に影響が出ないのか心配になりますね💦ウクライナへ支援したり、中国と争っている場合じゃないと思うのですけど…
現在、米国の株価が高止まりしているのも来年の大統領選挙へ向けての布石だと思います。実は大きな爆弾を抱えていて、それがいつ爆発(ハードリセッション)するのか?不発(ソフトリセッション)に終わるのか?来年になればわかることでしょう。
一部の経済アナリストはリーマンショック以上の大暴落が来ると予想していますが、そう言っているうちは暴落は来ず、「もう大丈夫」と皆が思った時が危ないのかな?と予想しています。
日本株にしても長期目線では上昇トレンドだと思っていますが、大国アメリカの影響は少なからず受けると思います。その時はもちろん仕込みチャンスなので、フルインベストしないようにキャッシュは残しておくつもりです。
過去に暴落が来て一番悔しい思いをしたのは「株が買えなかった」ことでしたから!
※投資は自己責任でお願いします。
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