日経平均株価が33年ぶりに31000円を超えて、次に目指すのは1989年の大納会につけた最高値38915円となりました。まだ8000円近くもあるので遠く感じますけどね。
巷では、日本株の時代だ〜!日経平均株価は5万円へ!なんて声もチラホラ聞こえ始めて来ました。そういう時が危ないので、深追いはせずに俯瞰(ふかん)して見ています。
最近、DOE(株主資本配当率)を取り上げた記事をよく目にするようになりました。株主還元への指標としては、配当性向や配当利回りより馴染みがありませんが、DOEを新たな目標に掲げた企業が注目を集めているようです。
kinkoもなんとなくでしかわかっていないDOEについておさらいしてみます。
DOE(株主資本配当率)とは?
DOEとは、株主資本に対して企業がどの程度の利益配分を行っているかを示す財務指標のことで、年間の配当総額を株主資本で割って算出します。
DOEの平均値は2%と言われています。2%よりも高ければ株主還元に積極的な会社だと思われます。
今年1月に東京証券取引所がPBR(株価純資産倍率)が1倍割れ企業に対し、株価対策をするように要請したこともあってか、このDOEを目標値として掲げる企業が増えて来ました。
現代ビジネスさんの記事にもDOE目標を新たに導入、または引き上げた企業10社を取り上げています。
kinkoは、丸井グループとネツレンに注目していて何度か売買していたんですけどね、両社とも15%ほど株価が上がっています。(上がる頃には持ってませんけどぉ〜💦)
日本全体では、5月の決算発表時の自社株買いが3兆2300億円と過去最高となりました。企業がようやく本腰を入れて株価対策をし始めています。PBR1倍割れが半数というのは異常なくらい割安だと思います。
しかし、日本の懸念点は少子高齢化が解消されず、人口減少の未来を辿っているということ。株価が上がっても長期でずっと継続していくようには思えません。
世界を見渡すと中国の人口を超える勢いのインドが経済成長率トップです。最近、投資信託のiFreeNEXTインド株インデックスへ積立投資を始めました。数の力は大きいですし、若い人が多い国の方が経済発展していくと思います。
急激な上昇よりヨコヨコで!
日本株が注目されて嬉しい反面、株価が上がりすぎて買えません💦外国人投資家の買い越しが7週連続となり、アベノミクス相場を彷彿とさせています。
吊り上げておいて落とす気なんじゃ?と疑心暗鬼になっています。急激に上昇するとその反動も大きくなりそうで怖いんですよね。実体経済が追いつかないのに株価だけが上がっていますから。
日本に待ち受けているのは、増税と社会保険料増額です。可処分所得が益々減りそうな上にインフレ…どう考えても経済は悪くなりそうだと思うのですけど。(なぜキッシーの支持率が上がっているの?)
昨年のようなレンジ相場がkinkoにはちょうどよかったなー(笑)。大きな暴落もなくヨコヨコの株価が心地良かった。まぁ、思い通りにいかないのが相場なんですけどね!
※投資は自己責任でお願いします。
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