
こんにちは、kinkoです。
「ドイツ銀行が危ないよ〜」と言われて4年くらいでしょうか?
神王TVの情報では、大口顧客の米国のヘッジファンド「ルネサンス・テクノロジーズ」がドイツ銀行から資金を引き上げ始めたそうです。
果たして、大きすぎて潰せない大銀行の行方はいかに?
ドイツ銀行の再建計画
2015年に再建計画を出した頃の株価は30€、現在は7€…
再建計画は上手くいかず、順調に?株価は下がっています。
【ドイツ銀行5年チャート】

参照:ヤフーファイナンス
2019年4月にコメルツ銀行との合併が白紙となりましたが、大きすぎて潰せない企業としてゾンビ銀行のまま存在しています。
2019年7月7日の再建計画では、投資部門を中心に従業員の2割に当たる1万8000人のリストラと経営陣を刷新すると発表しました。
これらのリストラ再建費用が74億€(約9000億円)かかるため、今期は3000億円の赤字を計上します。
今年と来年の配当金は無配と発表されていますので、インカム投資家にとってドイツ銀行株の旨味はありませんね。
投資銀行部門を解体
投資銀行部門の保有する資産、740億€(約9兆円)を分離するそうです。
不良債権を押し付けるための子会社(バットバンク)を設立し、債権を徐々に処分します。
そうすることで、本体のドイツ銀行が生き残るという仕組み?なのだそうです。
計画倒産のための子会社設立ってこと!?
バットバンクって、名前からして悪いやっちゃ。
なんか、腑に落ちません…(^◇^;)
まるでバブル崩壊後に公的資金を投入された日本の銀行を思い出します。
結局、顧客と株主が損
ドイツ銀行のデリバティブは、5000兆円とも8000兆円とも言われています。
保険の保険を売ったり、わけのわからない物まで債権化しました。
大口顧客に1商品売りつければ、担当者は100億円のボーナスとか…
ありえません!(*´Д`*)
正気の沙汰ではありませんね!
売りつけておいて、100億円もらって会社を辞めてしまえばいいのですから…
そして銀行は「担当者は退職したので。」という言い訳がたちます。
スルガ銀行にしても詐欺まがいのことはいつまでも続きません。
表面化した時、損したことに気づくのは顧客と株主です。
大手銀行や証券会社が騙すはずがない!と思ってはいけません。
大切な子供(お金)はわからないところに預けるのは辞めましょう。
予断を許さないドイツ銀行
ドイツ銀行が潰れれば、リーマンショックの100倍級だ!とか
世界経済が終わる!と言われています。
でも、なかなか潰れませんねぇ…
どうせ大きすぎて潰せないんでしょ?って、思っている人が多くなってきています。
そういう時がフラグかもしれませんよ?
あのリーマンブラザーズもいきなり潰れました。
今後もドイツ銀行は要チェックです。
※投資は自己責任でお願いします!
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