
こんにちは、kinkoです。
11、12月は、私立大学への推薦入試が多い時期ですね。
できれば学費の安い国立大学へ入学してくれれば有り難いと思う親もいらっしゃることでしょう。
しかし、1月のセンター試験、2月の2次試験を経てようやく合格発表される3月までの道のりが遠く、浪人することを思えば私立でもいいという方も多いです。
指定校推薦枠を使いたい先生は、「こんな大学あるよ、今なら小論文だけだよ。」と悪魔のささやき?で受験生を私立大学へ誘導したりします。
受験勉強に煮詰まっている生徒は、センター試験にチャレンジせず、さっさと進路を決めてしまう傾向にあり、田舎の進学校は国立大学への進学率が年々減っているそうです。
芸術系の大学は学費が高い
友人のお子さんが、某私立大学の映像学科への進路が決まりました。
初年度納入金は160万円で4年間の学費は700万円、自宅外通学の仕送りに月10万円を予定していて4年で480万円、ここまででも合計1180万円です。
さらにカメラなどの機材にどの位の費用がかかるかわからないと嘆いていました。
大学生って本当にお金がかかりますね!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
お子さんには借金を背負わせたくないという親心から、奨学金の申請はしなかったようです。
学資保険の500万円でも足りないので、会社員のご主人のボーナスを学費と機材費にあて、友人のパート代を仕送りする計画だそうです。
しかし、都心で家賃込みの生活費月10万円って、かなり厳しいのでは?と伝えました。足りない分はアルバイトをしてもらうと言っていましたが、果たしてそう上手くいくでしょうか…心配です。
生活費以外の費用が嵩む
理系に進学されるお子さんがいる方は、修士課程まで進むことを覚悟していた方がいいです。息子は修士まで6年、娘は薬学部で6年大学へ行きました。
大学は4年間という時代は終わり、半数以上が6年間通います。さらに博士課程の4年を加えると10年間も大学生という人もいます。
娘の場合、1〜3年生まではサークル活動やアルバイトなどの自由時間がありました。この3年間は自宅から通い、ほとんどお金がかかりませんでした。
ところが、4〜6年生の時に費用が嵩みました。
まず、4年生になって研究室に入ってからは、終電で帰る日々が続きアルバイトが出来なくなりました。さらに夜遅く帰るのは危ないので大学の近くにアパートを借りました。
5年生では、病院研修と薬局研修を合わせて半年近くこなし、空き時間に研究室で実験をしていました。
6年生の春は就活、夏は学会参加、秋は卒業試験勉強、冬はゼミや薬剤師国家試験勉強と1年中時間が足りないと言っていました。
こんなに忙しいと当然出費も多くなりました。
自炊すらままならなくなり、学食やコンビニ食ばかりになりました。親としては、身体が心配ですからビタミン剤や栄養剤を送りました。(これが結構高かった)
その都度かかる研修費や学会費もバカになりません。学会は海外まで行くと交通費が10万円単位で出て行きました。医療系の教科書一冊で1万円前後したりしました。
それでも、アルバイトするよりは勉強をしてもらいたいと思い、財布の紐は緩み、生活費以外でかかった費用は、最後の2年間が年間80万円ほど余分にかかりました。
友人もきっと思わぬ出費で驚くことでしょう。
でも、友人の場合は4年間という期間限定ですからね、子供のために頑張って節約しましょ。
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〈おまけ〉
他にも私立大学の演劇科に進学したお子さんの学費も700万円と同じく高額でした。こちらは、奨学金を借りてまで卒業したものの、就職せずアルバイトをして吉本芸人を目指しているそう。
未だに生活費の仕送りして、奨学金の返済も親がしているのですが、吉本を目指しているなら普通の大学へ行くのではなく養成所へ入った方が良かったのでは?と思ってしまいました。
まっ、うちの息子も仕事を辞めちゃったし、バブル期世代の親は子供に甘いのかもしれませんね〜 σ(^_^;)
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