
こんにちは、kinkoです。
「中国情勢、すでにバブル崩壊?行くつく先は戦争か?」という記事を書いてから8ヶ月、アメリカとの貿易戦争が激化しても、中国経済が崩壊しませんねぇ。
経済大国となった中国のバブルが弾けると、その影響は日本だけでなく世界経済を揺るがすことになりそうですから、崩壊しないならその方がいいのですが…
当局もわからない本当のGDP
中国のGDPは、地方政府の各省からあがる数字の合計で算出しているらしいです。しかし、経済評論家の三橋貴明氏によると、中国当局はその各省からあがってきた数字からわざわざ91兆円も差し引いて、公表していると言っています。
これは、どういうことなのでしょうか?
中国当局は、各省が水増しして数字をあげていることをわかっており、「これでは高すぎるから適当に引いておこう」と調整しているということです。つまり、根拠もへったくれもない、真実のGDPは当局すら分かっていないという事のようです。
中国の失業者2億人以上?
中国が発表している失業率は約4%だそうですが、就労従事者が8億人とすると4%は3200万人です。これは登録失業者であって、本当の失業者は2億人とも言われています(高官がポロっと喋ったらしい)。これが本当なら失業率は20%です。
中国は都市戸籍と農村戸籍の2種類があります。農村戸籍の実態が曖昧で、かつてのひとりっ子政策で隠された無国籍の子供が大勢大人になりました。戸籍のない人達は働くのも困難で、数字には表れない失業者です。
ということは、もうすぐ14億人と言われている人口の数はもっと多いのかもしれません。
中国経済が崩壊しない訳
結論から言いますと、一党独裁政権の「共産主義」だから!
中国市場の大暴落がおきても市場を閉鎖してしまえば、株価はそこから下がることもないわけです。資本主義のような自由経済ではないということです。ですから、「中国経済は崩壊しない!いや、させないだろう。」と言う経済評論家も現れています。
1万人を超える死者が出た天○門事件も「なかった」ことにできる国ですからね、あり得ますね。
確か池上彰さんの番組で、毎年、中国国内の長者番付1〜10位のお金持ちの資産を取り上げ、一族を処罰するという内容の放送を見た記憶があります。俄かに信じられませんが、中国人が当局を信じていないのは、こういう事があるからでしょうか。
中国経済が崩壊するとしたら…
もし、ソ連のように中国経済が崩壊するとしたら、内紛や革命が起きた時でしょう。
約1億人の共産党員が富のほとんどを独占していて、十数億人が奴隷のように働かされていると言われています。この貧困層が爆発した時、国家を揺るがし民主主義へと向かうかもしれません。
まぁ、そんなことが起きたなら、武力の行使であっという間に鎮圧されてしまうでしょうね。
本当の経済の発展とは、貧困層も潤い、全ての国民が豊かになることだと思います。しかし、中国もアメリカも日本も貧富の差はどんどん広がっています。
富の再配分をどうするか?が、中国だけでなく世界共通の課題かもしれません…
みなさんはどのように感じましたか?
お読み頂きありがとうございました!
ポチッとして下さると嬉しいです♪(*^^*)