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【中国 VS フィリピン】南シナ海を巡り戦争へと向かうのか?

 

こんにちは、kinkoです。

先週のヤフーニュースに、『フィリピン大統領、南シナ海の資源めぐり「戦争始める」 外相演説』とありました。「中国が南シナ海で天然資源の採掘に乗り出せば、ドゥテルテ大統領は戦争を始めるだろう」という怖い内容でした。

日本のメディアはさほど重要視していないようで、報道が控えめです。ハワイ島のキラウェア火山の噴火があっても旅行者があまり減らないのですから、危機感はないように見えます。ハワイ島も南シナ海も対岸の火事で、我々には関係がないと思っているのでしょうか。

日本人は、世界中で常に紛争が起こっていることをあまり知らないように思えます。北朝鮮とアメリカの首脳会談が決まり、和平ムードもあって「平和ボケ」になっている気がします。

 

南シナ海問題

 

南シナ海問題とは、フィリピン領海内である南シナ海の岩礁に、中国が人工島を勝手に建てて、領海を主張しているという問題です。何年も前から懸念されており、一時は米中戦争勃発か?とまで言われた事もありました。

しかし、その後は衝突の気配もなく、「米中は裏で繋がっている出来レース」という記事まで出るくらい沈静化していました。イランや北朝鮮問題ですっかり忘れられたこともあって、この問題は表面に出て来ていないようでした。

ところが、今年3月、中国は南シナ海で「未来の戦争のための軍事演習」を行いました。これに対抗した米英仏は、「航行の自由作戦」と称して、中国の侵入を防ぐという大義名分のもと、南シナ海に侵入してきました。

ドゥテルテ大統領としては、フィリピンの海域なのに、よその国が勝手に入って来たのでは、たまったものではありません。穿った見方をすれば、中国だけでなく他の国もここの資源を狙っているように見えます。今回の発言は、中国に向かってされたものですが、偶然にも中米英仏の4カ国は核保有国という軍事大国でした。

 

日本も狙われている?

 

昨年、中国船が小笠原諸島や伊豆諸島にサンゴの密漁をしていた事件がありました。何百隻という数に海上保安庁もタジタジでした。数では中国に到底叶わないため、もし本気で侵略してくれば一貫の終わりでしょう。

この資源もない国を侵略したところで?と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、実は日本近郊海域には南シナ海に引けを取らない資源が眠っているのだそうです。徐々に調査されているそうですが、一般人にはあまり知られていないのは、大々的に行えない理由が何かあるのでしょうか…

そして、何と言っても日本は『お金持ち』で、国民の預金は1820兆円もあります。中国の債務は3700兆円と言われており、経済成長率が鈍化し始めている現在では、この債務が増えるばかりです。

>>【中国情勢】すでにバブル崩壊?行くつく先は戦争か?

にも書いた通り、バブル崩壊を食い止めるために戦争を起こしかねない危険を感じます。その対象が日本かどうかはわかりませんが、核も持たず軍隊もいない国は攻めやすそうです。

私達日本国民の頼みの綱は、残念ながら今のところアメリカしかありません。アメリカが裏切らない事を祈るのみです…

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