ドラマ「ハゲタカ」に見る失われた30年の原因とは?

こんにちは、kinkoです。

kinkoのお気に入りのドラマ、綾野剛主演の「ハゲタカ」は、バブル崩壊後の1990年代を舞台に、不良債権を抱えた銀行と企業買収をしていく外資の物語です。

外資に食い物にされる企業を見るのは心苦しいのですが、よくよく観ていると外資の言っていることの方がもっともだ!と思えてきます。

この小説は2004年に出版されており、原作者の真山仁さんは、当時「失われた10年」という流行語を作った人もあります。

 

失われた10年の原因

 

真山氏は、失われた10年の原因は、「潰すべきものを潰していなかったからだ。」と言っています。つまり、膨大な不良債権を抱えた銀行に公的資金を投入した事が間違っていたと言っているのです。

企業は弱肉強食の世界、弱いものは淘汰され無くなっていくのが資本主義本来の姿です。にもかかわらず、政府が税金で銀行を助け、無駄な公共事業で建設業界を助けました。

長きに渡り税金を投入し続けても、経済は上向くどころか低迷し続けたのです。政府はただ出血を抑えるだけで、大きな手術をしようとはしなかったのです。

 

失われた10年?いや、30年だ!

 

失われた10年どころか30年が経とうとしています。

福島原発事故で、有識者の間では「東京電力を破綻処理すべき」と言われていましたが、政府は13.5兆円もの公的資金を投入しました。国の管理下に置かず、なぜ一企業を助けるのでしょうか?

あのように酷い事故が起こった事を忘れたかのように、徐々に原発を再稼働しています。地震の多い日本では、再び事故が起こっても不思議ではありません。なのになぜ脱原発をしないのでしょうか?

矛盾があるところに「利権の圧力」がありそうな気がしてなりません。もし、誰かさんの利益のために、公的資金という税金を投入されたのだとしたら、息子を医学部に入れたい官僚が、税金を使っているのと同じような事ですね…

アベノミクスの経済政策によってこの5年で株価は3倍になっています。企業業績は前期比+28%と絶好調ですし、失業率も2.8%と低く、数字上では好景気となっています。

しかし、給与所得は30年前よりも低い水準のままで、我々の生活は豊かになっていません。

 

日本が今やるべきこと

 

“日本が今やるべき事は、この国を低迷させた責任者達が、潔く自らの腹をかっさばき膿を全て外に出し、死すべきものは死にその屍を越えて行く者たちに道を譲ること。”

と、真山氏はおっしゃっています。

ちょっと過激な発言ですが、気持ちはわかります。

さらに、

“しかし、愚かにもこの国は、今なお右肩上がりの幻想、経済大国幻影の夢から覚めず、ただひたすら春を待ち続けていた。”

と…今でも良き時代の幻を夢見て、冬が去るのを願い続けているとまで言っています。

これからやるべき事は、

そんな幻想を捨てて、新しくやり直すこと!

それができないトップは潔く去り、若者に任すこと!

14年も前の小説ですが、今に通ずるものがあります。という事は、昔と何も変わっていないという悲しい現実が浮き彫りになっています。

ドラマとともに小説も読んでみたいです。

お読み頂きありがとうございました!

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