
こんにちは、kinkoです。米国株投資家の間では、GEが50%の減配の話題で盛り上がっています。不正や粉飾決算をするような日本企業と違って、米国企業の潔さには拍手を贈りたいくらいです。
ところで、日経新聞に投資の神様ウォーレン・バフェットの会社の保有株について記載がありました。どうやら6月末に引き続きIBM株を売っている模様です。そして、売ったお金でどこの会社の株を買ったのでしょうか?
バークシャーのIBM株保有数推移
2016年12月末 | 8123万株 |
2017年6月末 | 5408万株 |
2017年9月末 | 3702万株 |
2017年12月末 | 1000万株? |
IBMは、7〜9月期まで22四半期連続で減収となりました。業績悪化の売りに押され、株価は今年に入って10%下落しています。
これを嫌気してかバフェットの会社バークシャーは、今年だけで保有株数を半分に減らしています。
「バークシャーが売っているから株価が上がらないんじゃないの?」とkinkoは思っています。
“米国株IBMを買ってみた!量子コンピュータは凄いらしい。”
の記事にも書きましたが、新しい事にチャレンジしない企業より、将来のための設備投資や開発費用をかけるIBMには期待したいんですけどね…
現在、IBMの株価は150ドル前後ですが、どこかのアナリストが88ドル台まで下がると言っていました。配当金が今のまま出ていれば、4%→8%の利回りになり、流石に買いが入ると思いますけどね。
kinkoの保有株数は70株、インカムゲインを重視していますから、売るつもりはありません。株価が下がれば買い増しする予定です。
捨てる神(バークシャー)あれば、拾うkinkoあり!
なんてね…
バークシャーが増やした株
バークシャーは、IBMを売って何を買ったのかが気になります。
アップル、シンクロニー・フィナンシャル(金融)の株に加え、
バンク・オブ・アメリカ株を、6億7900万株も新規に取得して筆頭株主に躍り出ました。_φ(・_・
【BAC】バンク・オブ・アメリカってどんな企業でしょう?
そのまんま、アメリカの銀行ですね!わかりやすいネーミング!
1812年に設立され、銀行業務・投資業務・資産運用業務・その他の幅広いサービスを提供している金融会社です。
銀行部門は全米2位で230年の歴史があり、全米50州に拠点を構え米国比率は約85%で個人預金シェアでは1位です。また、世界40カ国に拠点があります。
【2017年7ー9月期決算】
- 純利益は55億9000万ドル(前年同期比13%増↑)
- 1株利益は0.48ドル(市場予想は0.45ドル)
- 売上げは220億8000万ドルで市場予想以上
好景気につられて銀行業は絶好調ですね。
BACの1年チャート

参照:ヤフーファイナンス
BACの11月14日の株価の終値は26.26ドル、PERは14.14倍と割安水準だと思われます。配当利回りは1.83%です。もう少し配当利回りが高くなれば気になる銘柄です。
ちなみに東証にも上場しているそうです。
ま と め
- バークシャーがIBMを売却し続けている
- バークシャーがBACの筆頭株主になった
- アップルや他の金融株も増やしている
モノ言う株主バークシャーが筆頭株主になったとすれば、BACは戦々恐々?なのではないでしょうか。「配当もっと出せ!」って言いそうだもの…
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