米国株投資

米国株長期投資家バフェット太郎さんの銘柄選びを学ぶ!

 

こんにちは、kinkoです。米国株長期投資を目指し始めたのは、2016年11月のトランプ相場の頃からでした。老後の配当金生活のために米国株に移行しようと思い、米国株投資家ブロガーの皆さんの鋭い分析力に感銘を受けました。

その中でも投資の神様バフェットの異名を持つ“バフェット太郎”さんの投資手法は、是非真似てみたいところです。ブログ上で「真似しても構いませんよ。」とおっしゃって下さってますので、お言葉に甘えて、バフェット太郎さんの銘柄選びを学びます。

 

バフェット太郎さんの銘柄選び

 

  1. S&P100採用銘柄であること
  2. 市場シェアが圧倒的であること
  3. 構造的な競争優位性があること
  4. 消費者に馴染みのあるブランドを保有していること
  5. 連続増配企業であること
  6. 配当利回りが市場平均以上であること

“これらの条件を満たす企業に投資することが米国株投資の王道です。そのため、多くの個人投資家と保有銘柄が重なることもしばしばあります。別の言い方をすれば、「誰もが見落としていて、自分にしか見つけることのできないお宝銘柄」を探す必要なんてないのです。

「わかりやすいビジネスモデルであること」も重要です。投資対象は、自分が理解のできるわかりやすい事業を展開している銘柄の方がいいと思います。複雑で理解不能なビジネスに投資した場合、市場の雰囲気に振り回されてしまいがちだからです。ソフトドリンクや洗剤、タバコなど、シンプルでわかりやすいビジネス中心に投資した方が長期的にうまく行きやすいと考えています。”

 

と、おっしゃっています。「わかりやすいビジネスモデルであること」は本物のバフェットも言っています。自分が理解出来ない企業には投資しないことが賢明ですね。

 

ハイテク株のブームについて

 

“最近人気の高いFANG銘柄(米国のハイテク銘柄を代表するFacebook(FB),Amazon(AMZN),Netflix(NFLIX),Google[alphabet](GOOGL)の総称)はどうでしょうか? FANG銘柄はどれも魅力的な将来有望のイケてる銘柄ばかりです。

そのため、多くの投資家はFANG銘柄が一貫して成長し続けると信じてやみません。しかし、歴史を振り返れば、一貫して成長し続けた企業もなければ、永遠に続くブームもありません。”

 

いわゆるグロース株といった値上がり益を追求する株には投資しないと言っていますね。グロース株のほとんどが配当金がゼロですので、配当金生活を考えているkinkoも共感します。

ただ一つだけ例外だと思う銘柄は、バフェットの会社バークシャーハサウェイです。配当金ゼロですが、45年で82万%の株価の伸び率には惹かれてしまいますね。

 

時代背景を観る

 

“60年代、エレクトロニクス技術への期待感から、社名に「スペース」とか「エレクトロニクス」といった単語が入っているだけで人気化する株があるなど、「トロニクスブーム」という時代がありました。

70年代には、「ニフティフィフティ(素晴らしい50銘柄)」相場がブームとなりました。

80年代になると、コカ・コーラ(KO)やマクドナルド、フィリップ・モリス(PM)など、景気に左右されない超優良株が人気化しまし た。

しかし、90年代にはそうした投資が「時代遅れ」とみなされ、多くの投資家は新興IT企業に夢中になりました。やはり社名に「ドット・コム」といった単語が入っているだけで人気化する株があるなど、ハイテク株がブームになり「ITバブル」となったのです。

00年代には「BRICs」など新興国企業がブームになりました。しかし、いずれもブームが長続きすることはありませんでした。このような歴史を踏まえればFANG株ブームもいずれ終焉すると考えるのが自然です。”

 

kinko自身も「BRICs」の投資信託を持っておりました。当時、TV「がっちりマンデー」で、経済アナリストが絶対上がると言っていたのを思い出します。投資に「絶対」はありませんね。

 

バフェット太郎の秘密のポートフォリオ

 

ティッカー銘柄名セクター
XOMエクソンモービルエネルギー
JNJジョンソン&ジョンソンヘルスケア
VZベライゾンコミュニケーションズIT・通信
IBMアイビーエムIT・通信
MCDマクドナルド一般消費財
MOアルトリアグループ一般消費財
PMフィリップ・モリス一般消費財
WMTウォルマートストアーズ生活必需品
KOコカ・コーラ生活必需品
PGプロクター&ギャンブル生活必需品

 

“バフェット太郎は米国の大型連続増配株10社に均等分散投資していて、毎月最後の金曜日に組み入れ比率最低銘柄を4000~5000ドル程度買い増すことで均等を維持させています。 ”

バフェット太郎さんの秘密のポートフォリオでは、一般消費財や生活必需品セクターが6銘柄と半分以上を占めています。アメリカの人口が増え続け、経済が上向きであれば堅実な銘柄です。金融のような株価の上下の激しい銘柄がないところも感心します。

kinkoは、XOMとVZを真似て購入しています。本物のバフェットが1/3の株を手放して、株価低迷中のIBMを購入すべきか検討中です。バフェット太郎さんのポートフォリオを真似しちゃえば楽なんですけどね。

ただ、タバコが苦手なkinkoは、MO(アルトリアグループ)だけは買いたくないと思ってしまうわけです。私情を挟むのは投資家失格かな?

バフェット太郎の秘密のポートフォリオブログはこちら

 

ま と め

 

  • バフェット太郎さんの銘柄選びは6項目
  • 秘密のポートフォリオは10銘柄で生活に直結する銘柄が多い
  • 組み入れ比率最低銘柄を毎月$5,000購入

※投資は自己責任でお願いします。

POSTED COMMENT

  1. 武内崇 より:

    こんにちわ、記事を楽しく読まさせていただきました。
    熱心に他者に学ぶ姿勢は、私も参考になります。
    ありがとうございました。

  2. kinko より:

    武内さん、はじめまして。
    コメントありがとうございます!

    バフェット太郎さんは、米国株投資家の間では有名人で、数々のマネー雑誌に登場しています。
    同じ銘柄は3つで、今後も真似して買い増していく予定です。(*^^*)