お金を国民全員に給付するベーシックインカムを真面目に議論してみた!

 

こんにちは、kinkoです。今回の衆議院議員選挙では、希望の党が惨敗しました。小池元代表の失言に焦点があてられ、公約は見ていない人も多いのではないでしょうか。その公約の中にベーシックインカムという聞きなれない言葉がありました。国民全員にお金をあげちゃうこの政策について主人と議論しました。

 

ベーシックインカムって何?

 

ベーシックインカムとは、生活に最低限必要なお金を国民全員に給付する制度です。

えっ!?何それ!国民全員にお金をあげる?

ムリ、ムリ、ムリ…そんなことしたらみんな働かなくなるし、財源どうするの?

それに社会主義国になるってこと??

と思わず叫んでしまいましたが、ベーシックインカムに加え、独自に稼ぐ事も出来るため、社会主義とは違うようです。

また、一定のお金を貰う代わりに、年金や雇用保険、生活保護などの社会保障はなくなる事が前提だそうです。

 

【メリット】

1. 貧困層への支援

病気で働けない人、シングルマザーや年金が少ない人などにとっては、一定の収入があれば、最低限の生命を維持できます。

2. 少子化対策

仮に一人あたり月10万円が支給されるとすると、夫婦と子供3人で月50万円も支給されます。大家族になればなるほど給付額が増えるため、少子化対策になるでしょう。

3. 起業の促進

生活できるだけの収入が保証されれば、起業のリスクが少なくなり、チャレンジする人が増える事でしょう。

4. 社会保障費の削減

今まで複雑だった社会保障費が改善されると、それに携わっている公務員などの人件費が大幅に縮小されると思われます。

 

【デメリット】

1. 労働意欲の低下

生活できるだけの収入が得られれば、「働かなければならない」という労働意欲は低下するだろうと予想されています。

2. 社会保障の恩恵がなくなる

万一の場合の保険適用が受けられなくなるでしょう。

3. 富裕層の海外流出

ベーシックインカムを実現するには財源が必要で、富裕層に増税を科す事が考えられます。そのため、富裕層は日本から税金の安い海外へと逃げていくでしょう。

 

海外のベーシックインカム

 

・フィンランド

2017年1月〜2018年12月までの期間限定で、国家レベルのベーシックインカムが導入されることとなりました。

国家レベルと言っても「ベーシックインカムが失業率の低下にどのような影響をもたらすのか調査すること」にあるので、全国民に対してお金をあげるわけではありません。

支給対象は、無作為に選出された2000人の失業者に限られ、月に560€、つまり日本円でおよそ6万8000円が支給されています。

 

・オランダ

2016年1月から、ユトレヒトにおいてベーシックインカムが試験的に導入されました。オランダにおける受給対象者は社会保障給付の受給者300人ほどであり、900€から1300€の金額が支給されています。

2017年からは実験対象が拡大され、最大25の自治体に住む約21,843人の福祉仕立人が実験対象となって、給付を受けています。

 

・アメリカ、アラスカ州

アラスカ州では、1年につき1000~2000ドルのベーシックインカムが導入されています。州税が課されず、つまり住むだけで収入を得ることが可能な夢のような制度が実施されています。

これは、豊富な石油資源の恩恵によるもので、Alaska Permanent Fundという公益ファンドを通して州の住民にベーシックインカムが分配されています。

 

この他の国にもベーシックインカムに近い形で国民を支援していく国がありました。その多くが中東などのオイルマネーが豊富な国です。

 

ベーシックインカムについて議論

 

上記のような事を踏まえ、夫と議論しました。

まず財政面で、ベーシックインカムが可能なのか?

日本の人口は、1億2672万人です。仮に月10万円支給すると年120万円で、年間152兆円の財政が必要です。

財務省で公表されている年間の歳出総額が97兆円で、そのうち社会保障費が32兆円です。この社会保障費を引いてもまだ120兆円の財源が必要になります。

この時点でムリゲー、机上の空論?

120兆円もの財源を確保するとなると、消費税なら60%も上げなければなりません。消費税だけでなくとも増税は確実です。

やはり、資源のない日本では、働いて稼ぐしかないんでしょうか…

 

財源の話をすると、ここで終わってしまいます。それでは議論になりませんので、仮に月10万円のベーシックインカムが実施されたら?という事で話し合いを続けてみました。

kinko「月10万円貰えたら働かないと思う。資格もない50代のおばさんが稼げる金額はたかが知れてるし、働いてストレス溜めるよりは清貧でいいや。」

主人「働く!(強く) 夫婦で20万円でしょ、持ち家で教育費なければ食べて行けるとは思うけど、海外旅行に行けないし、つまらないじゃん。」

ということで、夫婦間でも2極化が進むのだろうと思います。

また、主人は「今の失業手当や生活保護を貰うために働かない人がいなくなるので、国の生産性は上がると思う。また、社会保障に携わる公務員の人件費の削減が出来ると思う。」

kinko「年金支給総額の年代別格差や年金より生活保護費の方が貰える金額が多いといった不公平感もなくなるよねー。」

主人「少子化に歯止めがきけば、人口増加が見込めるし景気が良くなるんじゃない?」

kinko「未来の仕事をAIがほとんどしてくれるようになれば、資源がなくても出来るかもしれないね…」

話をしていくうちに、ベーシックインカム政策に期待を持てる点が見えてきました。でも、財政の確保も含め、まだまだ議論する点が多い政策だと感じました。

 

ま と め

 

  • ベーシックインカムは、一定のお金を全員に配る制度
  • 日本では財源確保が最大の課題
  • 少子化対策としても期待がもてそう
  • 国の生産性向上にも繋がるかもしれない

よろしければポチッとお願いします。m(_ _)m

にほんブログ村 株ブログ 主婦投資家へ
にほんブログ村

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です