生活とお金

【新しい働き方】ベーシックインカム社員の反響が大きい理由は?

 

こんにちは、kinkoです。

ヤフーニュース『働き方に新しい選択肢を 「ベーシックインカム社員』とは?」を読みました。毎度のことながら、政府より民間の方が取り入れるのが早いですね!

でも、ベーシックインカム社員?…働いている時点でベーシックインカムではないんですけどーーー!と、ツッコミを入れてしまいました。(笑)

 

ベーシックインカム社員とは?

 

ベーシックインカムを小学生でもわかるように言うと、政府が国民に対し、生活に必要最低限のお金をあげちゃう制度のことです。

メリット・デメリットは、以前書いた「お金を国民全員に給付するベーシックインカムを真面目に議論してみた!」の記事に書いてあります。

どんな制度にも賛否両論ありますが、kinkoはベーシックインカム制度導入はアリだと思っています。まぁ、今の日本では財源の問題などで実現は無理かな?と思っていますが…

さて、今回の記事は、民間企業が新しい働き方として「ベーシックインカム社員制度」を作り、それがものすごい反響があるという内容です。

ここで言うベーシックインカム社員とは、週2日くらい働いてもらう代わりに、社会保障制度に加入し、最低限の賃金を支払うというもの。追加の仕事が出た場合は、成果報酬も支払われるということらしいです。

ベーシックインカム社員は、「契約正社員」的な感じなのではないでしょうか?

 

大きな反響の理由

 

正社員→給料は安定だが時間の縛りがきつい

契約社員→正社員とほぼ同じ仕事なのに給料が安い

派遣社員→給料は安く、切られる不安要素あり

ベーシックインカム社員→なんか楽そう

上の3つに比べると、「ベーシックインカム」がとても耳障りが良く、楽そうな感じがします。「我も、我も」と反響が大きいのも頷けます。でも、1990年代に「フレックスタイム制」が導入された時と似ている気がします。

あの頃、通勤電車の緩和のために労働時間をずらす「フレックスタイム制度」がもてはやされましたが、30年経った今、仕事が楽になったと言えるでしょうか?

ベーシックインカム社員と言っても、経営者側と労働者側の両方がwinwinになれるのは、労働者のスキルが高い場合だと思います。お互いが魅力的でなければ成り立たない制度で、記事の中でも「甘い話ではない」と言っています。

さぞ年収が高かろうと思われる職業(弁護士、歯科医など)でさえ二極化が進んでおり、生活するのが精一杯という人は大勢います。良さそうな制度だからとすぐに飛びつくのではなく、自身のライフプランと照らし合わせ、選択する必要があるでしょう。

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【あとがき】

“ベーシックインカム社員”という言葉だけが先行している気がして、老婆心ながら心配をしています。メリットの裏にはデメリットが隠されていることがありますから、よくよく考えて行動して欲しいと思います。

お読み頂きありがとうございました!

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