AT&T $38.88 100株、¥455,250約定
〈購入理由〉
・配当貴族銘柄
・配当金利回り5.02%
・1$@110.75円と円高気味
米国株は毎月少しずつでも購入していくことを目標にします。北朝鮮問題などで、1ドル105円を切るような円高になったら大幅なドル転をする予定です。
AT&Tの会社とは?
アメリカ最大の電話電信会社です。AT&Tはアメリカン・テレフォン・アンド・テレグラフ(アメリカ電話電信会社)の略称で、マーベルMa Bellという愛称でも呼ばれています。
全世界に従業員は30万人もいます。
2015年にはNFL放映権を持つ衛星テレビ大手のディレクTVを5兆円で買収しています。
また、CNN、ワーナー・ブラザース(ハリーポッターやバットマンなどの制作)、CATV2位のタイム・ワーナーケーブル等を傘下に持つタイム・ワーナーを8.8兆円で買収することで合意しています。
AT&Tは、32年連続増配企業の配当貴族銘柄です。配当利回りが5%以上もあるためインカムゲイン狙いの投資家には向いています。
AT&Tの行方
- 通信事業は成熟しきった市場であり、スマホ普及率はすでに100%を超えている。
- AT&Tは次の成長軸としてメディアをターゲットにしてM&Aを進めている。
- 固定設備投資が大きく、常にキャッシュフローを圧迫している。
- 配当を除く経営指標はあまり良くない。
- 生活に欠かせないインフラということで、しばらくは安定だと思われる。
競合他社比較
会社名 | 財務健全性 | 収益性 | 割安性 | 安定性 | 株価モメンタム |
AT&T | 9 | 6 | 8 | 10 | 1 |
インテルサット | 3 | 9 | 8 | 2 | 2 |
ロジャース | 7 | 8 | 3 | 10 | 10 |
スプリント | 3 | 3 | ー | 2 | 7 |
T-モバイル | 8 | 8 | 7 | 7 | 6 |
※株価モメンタムとは、市場に於ける株価の相対的強さを表したものです。数字が高いほど株価が高くなるため、割安性はなくなります。
kinkoのAT&T考察
他社との比較では財務健全性は優良ですし、ベライゾンとAT&Tで通信事業の7割を占めている大企業という安心感があります。
世界に従業員が30万人と日本では考えられない人数を抱えていることから、もしも財務が落ち込むことがあれば、人員整理から着手するだろうと思われます。
米国は従業員より株主重視ですからね、可哀想だとは思いますが株主としては、会社存続と減配回避はお願いしたいところです。
また、株価の値上がりは期待できないものの安定性はバツグンです。スマホ普及率はすでにMaxで将来性があるかは疑問ですが、エンタメ事業など新たな試みに期待したいです。