
こんにちは、kinkoです。
米アップルの2018年1〜3月期の売上高は、前年同期比+16%の611億3700万ドル(約6兆7155億円)と市場予想609億1500万ドルを上回る過去最高益でした。
昨年11月に発売したiPhoneXの売れ行きがイマイチですが、1〜3月期のiPhone全体の販売台数は3%増の5221万台でした。
App Store(アプリ販売サイト)やデータ保存サービスのiCloud、Apple Musicなどの利益率の高いサービス部門が+31%も増収となりました。
この好決算を受けて、5月1日、米アップルは、1000億ドル(約11兆円)の自社株買いを発表しました。
【AAPL】アップル株価
5/2終値株価 | 176.57ドル |
PER | 19.05倍 |
PBR | 6.75倍 |
配当 | 1.65% |

参照:ヤフーファイナンス
好決算と自社株買いの発表で、5月2日の終値株価は、前日より約7ドル(+4%)も高くなりました。
米アップルの時価総額は、約9000億ドル(約10兆円)ですから、1000億ドルの自社株買いは、現時点の株価で10%にあたります。これだけの自社株買いは聞いた事がありません。証券アナリストの目標株価の引き上げもあり、株価は今後も順調に上がりそうです。
kinko家でのアップル製品を数えてみたところ、AirMac、iPad Pro、iPad mini 、iPhone 2台と計5台もありました。使えなくなったiPadや子供達の分も含めると10台以上も持っています。
さらに最近、私と主人のiCloudの容量をアップし、月130円の課金が始まりました。ずっと無料アプリばかり頂いていたApp Storeでは、有料のお絵かきソフトを買いました。夫婦共に「課金は負け」と思っていたのですが、それも変わり始めています。(笑)
それだけアップルに貢献している?のだからアップルの株を買うべきなのでしょうね…
ちょっぴり不安材料
アップルは、欧州で法人税率の低いアイルランドへ税逃れをしていると言われています。欧州委員会は最大130億ユーロ(約1兆7000億円)の追徴課税を求めており、EU司法裁判所への提訴も視野に入れています。
アップルは追徴課税分を第三者が管理する「エスクロー勘定」へ仮払いし、9月末までに全額を確保する見通しです。アップルとアイルランド政府は、EU司法裁判所へ不服を申し立てていますが、欧州委員会の税逃れの取り締まりはますます厳しくなりそうです。
さらに欧州委員会は、アップルやグーグルといった米IT巨大企業を対象として「デジタル税」の導入を加盟国に提案しています。欧州は儲かっている企業を見逃さない勢いです。
とはいえ、米国の法人税率引き下げという追い風もありますから、税務に関しての企業収益はさほど変わらないのかな?と予想しています。
※投資は自己責任でお願いします。
ま と め
- 米アップル1〜3月期は過去最高益
- 1000億ドルの自社株買いを発表
- サービス部門+31%
- 欧州の税逃れ問題あり
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