忘れもしない1990年のバブルの頃、東京のマンションが1億円を超え、億ションという造語ができました。
それから30数年が経ち、再びバブル?と思われる兆候が現れています。今現在の東京のマンションは2億円を超えました。全国のマンション価格も高騰しており、この10年で2倍近くになっています。

グラフを見ると、宅地や一戸建て住宅価格は1.1〜1.2倍程度なのに対し、マンションが約2倍で人気の差が伺えますね。
10年前といえば団塊の世代が定年退職を迎えた頃です。子供が巣立ち、メンテの必要な広い一戸建てから、夫婦2人で住めるこじんまりしたマンションへ移り住みたい気持ちはよくわかります。
我が家も昨年、主人の退職を機に地方都市のマンションを購入しました。田舎に一戸建ての持ち家があるにも関わらずです。😅田舎は近所付き合いが大変で何かと自治会の用事が絶えません。それに比べマンションは管理費がかかるものの、ほとんど管理人さんが用事を済ませてくれます。
それに何より防犯の面が一番安心なんですよ。歳を取るとお金よりも安全・時間・健康の方が重要に思えてくるんです。残り少ない余生を快適に過ごすために、少しくらい高かろうがマンションを買うという決断に至りました。
買わなくても賃貸でいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、定年退職後の世帯に世間はそんなに甘くありません。「2年分の家賃を前払いする」と言っても聞き入れてもらえませんでしたよ。(泣)
話が逸れましたが、本題はここからです。
このマンション価格の高騰はバブルなのでしょうか?それならいつ崩壊するのでしょうか?
それは先輩であるアメリカを見ているとわかります。
米国住宅価格の推移
米国住宅価格の主な指標にケースシラー住宅価格指数があります。
米国の住宅価格が昨年6月をピークに下落しています。ちょうどFRBが政策金利を上げ始めた頃と一致します。金利上昇により住宅ローンを借りられない、借りても返せない人たちが増えたため、それまで売り手市場だった住宅が売れなくなり価格が下がり始めたということです。
リーマンショックの時もサブプライムローンの焦げ付きが原因でしたが、いずれ同じ道を辿り金融危機が来るのでしょうか?
さて、日本に当てはめてみると、植田日銀総裁が1年〜1年半ほど量的緩和を続け、金利も上げないだろうという見方が強いため、今すぐのバブル崩壊はないだろうと思います。
キーポイントは「ゼロ金利解除」です!これを言い出したら要警戒です。
日本株の時代がやってくる?
このように米国の周回遅れを行く日本ですので、短期の株バブルが来るのでは?と期待しています。日経平均株価のチャートを見てみると、今年に入り上値も下値も切り上がってきており、上昇トレンドを継続中です。
4月には外国人投資家の買い越しが1兆8000億円もあり、バフェットさんも来日したとあって、流れは日本株に来ているのかな?と感じます。
短期では過熱気味なので、27700円くらいの押し目を狙って買い向かいたいと思っています。これも期間限定、年内いっぱいくらいかもしれませんけど…
米国市場の暴落があったり、日銀の政策変更で金利が上がれば円高株安になってしまうので、注意しながらトレードしたいと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
お読み頂きありがとうございました!
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