
こんにちは、kinkoです。
日銀の黒田総裁の続投が決まり、2018年4月から2023年3月まで任期が伸びました。黒田総裁と言えば、2013年の就任当初から『異次元の大規模金融緩和』をした人物です。
「長年のデフレからの早期脱却」へ向け、日銀が市場で大規模に国債を購入し、その総額は400兆円にも及んでいます。また、株式やREITなどのETFにも介入しました。
2016年には「マイナス金利政策」を導入し、銀行は大きな打撃を受けました。しかし、市場は株高へと進みました。
2018年以降もこの政策が続くのでしょうか?
消費者物価指数
黒田総裁は、消費者物価指数の伸び率2%の目標を掲げてきました。物価が上がらなければ、デフレ脱却とは言えませんからね。でも、実際は1%ちょっとで推移しており、2017年度は伸び率0.8%の見通しです。(ゼロベースといわれる所以です)
すでに目標の先延ばしを6回もしており、2018年度の伸び率見通しは1.4%、2019年は1.8%と今後2年間の目標達成は難しいでしょう。
でも、奥の手があるんです!
それは2019年10月予定の消費増税です。過去に消費税を上げると消費者物価指数が上がっています。よってオリンピック特需も期待出来る2020年には目標達成できるかもしれません。
ただし、これは一時的な物価上昇だと思います。オリンピックが終われば、東京の地価が下がり、景気に陰りが見えるだろうと容易に想像できます。オリンピック後も任期が3年も続く黒田総裁にしてみれば頭の痛いところでしょう。
お給料が上がらないのに物が売れるはずはないのです。ジジババだって将来への不安を払拭しない限り、財布の紐は堅いままでしょうね…

出所:ガベージニュース
やっぱり金融緩和しかないの?
日経新聞によれば、副総裁候補の若田部教授が、「デフレ脱却に向け、あらゆる手段を駆使すべきだ。」と積極的な金融緩和を続けるべきとの考えを表明しました。
はい!追加金融緩和決定!のようなもの。
総裁も副総裁候補も同じ意見ですから、お金ジャブジャブ路線ですね〜。
さらに若田部氏は、「時期尚早に政策を変更して、デフレに逆戻りするリスクは避けなくてはならない。」と言っています。
マイナス金利、ゼロ金利政策のままということ?アメリカさん次第ではありますが、円安、株高方向へ誘導されそうです。
kinkoの意見
kinkoは、金融緩和には少し反対です。だって、今の金融資産が目減りしてしまうからです。日本国債なんて金利がないようなものですから、リスクの高い商品で運用しなければならなくなります。
政府がNISAやiDeCoを導入したのも貯蓄から投資へ向かわせたいのでしょう。それは良いとしても、「投資の勉強」をする環境を整えてからにして欲しかったです。
日銀がETFを購入するのも市場操作のようなもので、如何なものか?と思ってしまいます。「お金を刷って株を買う」って、おかしくないですか?
企業業績が上がったのですから、ここら辺で市場に任せてみればいいのにと思うのですけどね。
まっ、一介の主婦がぶつぶつ言ったところで、政策は変わらないでしょうね。ここは日銀の政策に乗っかって、株を買ってみようかな?
でも、日銀が買い上げた国債やETFはいずれ売られますから、その前に売り抜けないといけないですけどね…(*´Д`*)
※投資は自己責任でお願いします。
ま と め
- 日銀黒田総裁、2023年まで任期延長
- 日銀副総裁候補に若田部氏
- 今後も金融緩和が続きそう
- ゼロ金利政策も継続だろう
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国民のシサンカチヲ増やすことが政府日銀のやることではなく、政府日銀は、消費を活発にして景気を良くすることです。
なのでデフレ脱却を目指すのは当然のことです。
デフレになったら、現金預金は価値が上がりますが、株式の価値は下がりますよ?
投資家ならば、どちらを歓迎すべきかは明らかです。
ラブリさん、こんにちは。
この5年間、日銀が量的緩和をしたお陰で株価が上がっているのもわかっています。今のように1%前後の物価上昇ならいいのですが、極端な物価上昇はインフレを招き、そのうちハイパーインフレにならないかを心配しています。国際的に円の価値が弱くなるのは好ましくないと考えています。
国際的に円の価値が高くて1ドル80円前後だった民主党政権時代、何が起こりましたか?
シャープやパナソニックは倒産寸前、各社の生産拠点はどんどん海外へ出て行ってしまいました。
その結果、国民は豊かになりましたか?
円高を喜んでるのはお隣のあの反日国ですよ。
[…] 3月の記事「日銀さん、紙幣をじゃぶじゃぶ刷る金融緩和をまだ続けるの?」を書いてから4ヶ月あまり、日銀による国債やETFの購入が鈍化していました。 […]