
こんにちは、kinkoです。
もうすぐお盆ですね。
実家の墓参りに行く予定の方もいらっしゃると思います。
年に1,2回お墓参りに行く人の割合は50%ほどで、年に1度も行けない人が23%にもいるそうです。
お墓参りへ行けない人の為の新サービスやお墓参りの正しい作法等をご紹介します。
お墓参りの正しい順序
1.お墓の掃除
・墓石は濡れ雑巾で掃除◎
墓石は柔らかく、表面のコーティングがキズがつきやすいため、タワシ等でゴシゴシ洗わない方がよいそうです。
濡れ雑巾やスポンジで優しく洗いましょう。
・墓石に水をかける✖️
よく墓石のてっぺんから水をかけたりする光景を見ますが、墓石には水をかけない方がいいそうです。
なぜなら、お盆の暑い夏の時期は墓石が熱くなっているため、水をかけると急激な温度変化で石がヒビ割れてしまうことがあります。
お墓には「水鉢」と言われるお水を入れる専用の鉢があるので、お水を手向けたい方はそちらへ入れましょう。
2.お供え物
・蓋や箱を開ける◎
お酒好きだったお爺ちゃんへはワンカップ酒、お婆ちゃんへはお饅頭など、生前の好物をお墓にお供え物として持って行きます。
この時、必ず箱やビンの蓋を開けてお供えしましょう。
なぜなら、亡くなった人は「香りを食べる」と言われており、お供え物は香りがするように供えるのが良いとされています。
・墓石に置いておく✖️
お供え物をそのままにしておくと猫や鳥などが荒らしに来たりしますので、お墓参りが終わったらお供え物も下げて、家に持ち帰りましょう。
最近では、食べ物の香りつき線香なども売られています(680円くらい)。
お菓子の匂いなどもあり、お子さんを亡くされた方に人気があるそうです。
3.合掌の仕方
・しゃがんで合掌
先祖の墓石は敬う対象なので、墓石を見下ろす目線にならないようにしゃがんで手を合わせます。
自分の身長より高い墓石の場合は立っていても良いそうです。
・祈りは「感謝」をする
家族の幸せを願ったりなどのお願い事を祈るのではなく、「いつも見守って下さり、ありがとうございます。」と感謝をしましょう。
4.お墓参りの写真
・写真OK、SNS投稿◎
お坊さんは、お墓参りの写真を撮ってSNSに投稿してほしいんですって!
写真を見た人が「自分も行こう」と思うきっかけになって欲しいからだそうです。
その際に注意すべき点は、自分のお墓以外の他人のお墓の個人情報が写らないようにしましょう。
また、お墓参り写真コンテストなどもあるそうです。
【代理墓参りサービス】
どうしてもお墓参りに行けない方は…
・「どこでもお墓参(おぼーさん)」15,000円
「どこでもお墓参(おぼーさん)」と言う住職による代理の墓参りがあります。
You Tubeでお墓参りの様子を生中継し、リアルタイムで依頼人も一緒に拝む事ができるサービスです。
お仏壇の正しい拝み方
・“おりん”は鳴らさない
お仏壇に置いてある「チーン」と鳴る“おりん”は、合掌をする時は鳴らしません。
お坊さんがお経を唱える時に使う道具だそうで鳴らさない方がいいでしょう。
※kinkoは今まで鳴らしてました(^◇^;)
・仏壇のお供え「五供」
お線香、生花、ろうそく、浄水、飲食(おんじき)の五つのものを捧げるのが基本とされています。
お墓の引越し手続き
お墓引越し手続き
遠い場所にあるお墓の引越しが、年間9万件以上で年々増えています。
墓石の引越しは業者にお任せすればよいですが、役所への手続きが意外と大変です。
- 引越し先の寺からお墓受け入れ証明書をもらう
- お墓のある市役所で「改葬許可申請書」を発行してもらう
- お墓のある寺で改葬許可申請書へ記入してもらう
- 3を市役所へ持っていき、「改葬許可証」をもらう
お墓引越しトラブル
・引越し前の住職とトラブル
お寺は檀家で成り立っているところから、住職が埋葬証明の記入を拒まれるケースがあります。
・お墓の解体業者とトラブル
お墓の引越しが始まってから費用を追加請求されるといったことがあります。
平均的なお墓の引越し費用は、20~30万円を目安にして下さい。
いかがでしたでしょうか。
kinkoは、墓石に水をかけていたり、おりんを鳴らしていたりとタブーとされる事ばかりでした。
お坊さんが墓参りの写真をSNSに投稿して欲しいというのは意外でした。
これからは正しい作法でお墓参りをしたいと思います。
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